2016年6月、バンコクにいるプーケットビール社の社長ソムサックさんから『日本でプーケットビールを輸入してくれる人を探して欲しい』という連絡が僕のところに来ました。翌週、僕はバンコクに行き大雨のなかエカマイにあるビッグCの2階のAJIという日本料理店でソムサックさんと会いました。足を捻挫したソムサックさんは包帯でグルグル巻きにした足にビニール袋を履いて僕の前に現れました。ソムサックさんはプーケットビールを日本に輸出したいということを熱心に語った後、足を怪我していて包帯グルグル巻きの足で僕をホテルまで自ら車を運転して送ってくれたのです。ある人は怪我をしている足で危ない!と言うかもしれませんが、僕はそこにとても好感を持ってしまい、この依頼を請けることにしました。
日本に戻り、僕は自社メディアを使って6社の輸入希望者を集め、バンコクへプーケットビールの製造現場を視察に行きました。6社のうちのどこの会社にするか、更に募集をするか悩みました。もう日付は2017年1月になろうとしていました。ある会社は「プーケットビールのホーム―ページを日本語で作りオーダーを取ってみてオーダーがある程度受注できるか調査してから契約をしたい」と言いました。
そんなときに7社目の会社が現れました。その会社の社長さんに僕が他社との状況を話をすると、その夜にLINEで文章が送られてきました。「僕は調査は要らない。すぐ契約します」
あまりの即決のスピードに驚きながらも嬉しくなった僕はソムサックさんにすぐに連絡して、この社長さんの話をしました。ソムサックさんも即決でした。行動が早いベルギー人のレナート社長のユーラシアトレーディングと契約成立です。
商品を広めるためには消費者と販売者の双方に同時に広めることが必要と思ったので、タイフェスティバル東京、大阪、名古屋。タイフェア芝浦などのイベントで消費者に広めます。同時にイベントに出店しているタイ料理店の経営者にも消費者が購入している姿を見てもらいます。イベント以外にはまだまだ紙媒体の宣伝力があるタイ業界なのでタイ専門の月刊誌「ワイワイタイランド」と「タイランドタイムズ」で告知をします。もちろんSNSも活用します。Twitter、Facebook、LINEで毎日毎日毎日プーケットビールを常に目にするようにしてもらいます。さらに、タイ料理店のクルンサイアムなど10店舗以上を経営する会社オーナーさまを直接ユーラシアトレーディング社に紹介をして、いっきに多店舗で取り扱っていただく事もしています。ティーヌンなど22店舗運営しているスパイスロード社でも全店舗でプーケットビールの導入が決定しました。
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